自動ドアのボタンが反応しない!反応不良が起こる原因と対処法を紹介
自動ドアのボタンが反応しない場合、利用者にとって不便なだけでなく、安全面においても問題が生じる恐れがあります。そのため、異常を発見したら早急に対処しなければなりません。本記事では、タッチ方式の自動ドアのボタンが反応しない原因と対処法について詳しく解説します。ボタンの反応が悪くなってきたら、今回紹介する内容を参考にして適切な方法で対処してください。
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自動ドアのボタンが反応しない原因と対処法
タッチ方式の自動ドアの場合、ボタンが反応しないとドアが開かないため利用者に迷惑がかかります。この問題を解決するには、原因を突き止めて適切な方法で対処しなければなりません。ここでは、自動ドアのボタンが反応しなくなる主な原因をご紹介します。
バッテリーが切れている
タッチ方式の自動ドアのボタンが反応しないのは、単純にバッテリー切れが理由かもしれません。自動ドアだけでなく、ボタンが作動するには電力が必要です。センサーの種類によってコンセントから電力を供給するタイプのものがあれば、ボタン本体にバッテリーが搭載されているものもあります。
ドアの表面に取り付けられているタイプのボタンは、バッテリーにより作動することが多いため、反応が鈍くなったらまずは電池の状態を確認しましょう。バッテリー交換は自分で行えるので、取り扱い説明書を見ながら慎重に交換してください。
スイッチの内部で接触不良を起こしている
自動ドアのボタンを押しても反応しない場合、スイッチの内部で接触不良を起こしている可能性が考えられます。定期的にメンテナンスを行っていたとしても長期間使用すれば、必ず老朽化します。劣化したボタンでは、いくら押しても信号が正しく送られず、ドアの反応が得られません。
接触不良は、経年劣化以外に外部から衝撃を受けたり、内部にほこりや汚れが溜まったりしている場合にも起こる現象です。そのため接触不良が起こったら、まずはスイッチを点検してほこりや汚れが溜まっていないか確認しましょう。掃除をしても反応が得られない場合は、スイッチの交換が必要になります。交換作業には専門知識と道具が必要なので、専門家に相談しましょう。
スイッチが故障している
バッテリー交換や掃除を行ってもボタンが反応しない場合、スイッチの故障が考えられます。経年劣化や外部からの衝撃により内部で破損が生じると、ボタンを押しても信号が送られません。
配線が切断されているケースもあるので、スイッチが故障している場合は、専門技術を持つ業者に修理を依頼しましょう。修理した後は、ボタンや自動ドアの寿命を延ばすためにも、点検とメンテナンス作業を定期的に行うことをおすすめします。
タッチ式自動ドアの仕組み
タッチ式は、歩行者がボタンに軽く触れるだけでドアが開閉するタイプの自動ドアです。自動ドア本体がボタンから飛ばされる信号電波を受け取ると、モーターが回転しドアを開ける仕組みになっています。
タッチ式の自動ドアは、周りの環境による誤作動が少ないため、人通りが多い通りに面した施設の入り口などでよく使用されています。ドアが勝手に開かないというメリットがありますが、ボタンに触れなければならないので感染予防対策としてはあまり向いていません。
ボタンが反応しない時は、いくつかの対処法を試してみよう
本記事では、タッチ方式の自動ドアのボタンが反応しない原因と対処法について解説しました。ボタンが反応しないのは、スイッチに原因がある場合がほとんどです。この問題を解決するには、まずスイッチやバッテリーの状態を確認してください。スイッチ内部を掃除したりバッテリーを交換したりすると直る可能性があります。
自分で行える対処法を試してみても効果が得られなければ、専門家による点検と修理が必要です。利用者の安全性を確保するためにも、異常を発見したら早急に対処しましょう。