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自動ドアが勝手に開くのはなぜ?原因に沿った対処法で解決しよう

勝手に開いてしまう自動ドア

 

自動ドアが勝手に開くと、利用者を不安にさせてしまう恐れがあります。また、防犯面においても不備が生じるため、施設を管理する人たちにとっても大きな問題です。本記事では、自動ドアが勝手に開いてしまう原因と対処法について詳しく解説します。快適で安全に自動ドアを利用できるよう、問題が生じたら適切に対処しましょう。

この記事を読むための時間:3分

自動ドアが勝手に開く原因

自動ドアが勝手に開いてしまうのには、いくつかの原因が考えられます。センサーやレールに問題があったり人の動き以外のものを感知したりすると、意図しないタイミングでドアの開閉が行われることが多いです。自動ドアが勝手に開いてしまう問題を解決するには、正しい原因を見極めることが重要です。ここでは、自動ドアが勝手に開いてしまう原因について詳しくご紹介します。

虫や鳥など外部の要因に反応する

自動ドアが勝手に開いてしまう主な原因として考えられるのが、虫や鳥など外部の要因によるものです。特に光線式センサーを使用している場合、光の反射量の違いを認識して人の出入りを感知するため、虫や鳥などにより光の反射量が乱されると、勝手にドアが開いてしまいます。以下は、自動ドアを開ける原因になり得るものの一例です。

 

  • 動物や昆虫
  • 植物
  • 蜘蛛の巣
  • 置物
  • のれん

温度差に反応する

熱線式センサーを使用している自動ドアの場合、温度差に反応して勝手に開いてしまうことがあります。熱線式センサーは、周囲の温度変化に敏感に反応するセンサーです。床と物体の表面温度に温度差があると感知した時に、ドアの開閉を行います。そのため、空調や外気により床の表面温度よりも低いもしくは高い温度の空気が発生した場合、床と空気の間に温度差が生じるためドアが勝手に開いてしまいます。

 

センサーが直射日光を受けたり、自動ドアが冷暖房器具の近くに設置されていたりする場合、温度差による誤作動が発生しやすいので設置場所の見直しを行いましょう。

センサーに汚れが付着している

センサーに汚れが付着している場合でも、意図しないタイミングで自動ドアが開くことがあります。センサーの表面にほこりや水滴、汚れが付着すると、光の反射や温度差が正確に検出できません。そのため、ドアの開閉に誤作動が生じます。

レールに異物が挟まっている

自動ドアが勝手に開く原因として、ドアのレールに異物が挟まっていることが考えられます。レールに小さな石やゴミ、ほこりなどが溜まると、ドアがスムーズに動かなくなり、ドアの動きが停止したり、開いたままになったりすることがあります。レールに異物が挟まってドアが開いてしまった場合は、掃除機や雑巾などで異物を取り除いてください。定期的に掃除をすれば、スムーズな開閉動作が維持できるでしょう。

自動ドアが勝手に開く時の対処法

自動ドアが勝手に開いてしまう問題を解決するには、まず自動ドア周辺の環境を見直す必要があります。センサーが届く範囲に置物や植物が置かれていないか確認しましょう。また、センサーの感度や角度を適切に調整することが大切です。定期的に点検やメンテナンスを行うことで、正常な自動ドアの動きが維持できます。

 

センサーの表面についた汚れやほこり、レールに挟まった異物などは、掃除をして綺麗に取り除きましょう。自動ドアの部品が故障してドアが開いてしまうケースもあるので、自分でできる対処法を試してみても効果が得られない場合は、業者に依頼して修理してもらう必要があります。

自動ドアが開く時は、原因に沿った対処法で解決しよう

本記事では、自動ドアが勝手に開いてしまう原因と対処法について解説しました。自動ドアの動きに不具合が出る原因は、センサーの誤作動や外部の要因による影響など様々です。ドアが勝手に開いてしまう問題を解決するには、自動ドア周辺の環境を整備したりセンサーの掃除をしたりするのが重要です。自分で解決できない場合は、専門家に修理を依頼しましょう。

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